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TECHNOLOGY
4つの超音波センサが計測する基準面までのそれぞれの距離の平均値をもとに、敷均し厚さの管理と優れた平坦性を確保することができます。
敷均し前後の複数個所の凹凸を4つの超音波センサが連続的に計測することによって、敷均し厚さの管理と優れた平坦性の確保を両立することができるシステムです。
非接触型敷均し厚さ自動制御装置「SAS(Sonic Averaging System)」は、全長約8mのフレームに超音波センサを複数台装着することにより、敷均し直後の混合物や事前散布された乳剤に触れることなく敷均し前後の路面の不陸を把握し、その結果から基準となる路面の凹凸の影響を抑えた制御を行うことにより、舗装厚さを確保しながら優れた平坦性確保を実現することが可能となります。なお、超音波センサには温度補正機能が備えられており、1mm単位の高精度な舗装厚の設定変更が可能です。
01
敷均し厚さと平坦性の向上
複数センサによって敷均し面の不陸を平均化するため、路面の大きな凹凸に対しても急激な制御を行うことなく、敷均し厚さと平坦性を確保することができます。
02
優れた平坦性
下層から複数層にわたって本システムを使用することにより、不陸を大幅に改善することができます。
03
スマートな運用
非接触式のセンサを使用するため、路面との接触による機器の汚損などの不具合が生じないません。また、レーン替え時の分解・組立ての手間がなく、スムーズな運用が可能となります。
SASによる平坦性改善効果