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「舵取りできる存在」として
チーム力を発揮させたい

東京支店成田合材製造所

小島 聖也

2010年度入社/商学部 商学科

「舵取りできる存在」として
チーム力を発揮させたい

東京支店成田合材製造所

小島 聖也

2010年度入社/商学部 商学科

入社のきっかけ

 鹿島道路を知ったきっかけは、ラグビーでした。私は大学でラグビーをやっていたのですが、ラグビー部のグラウンドを施工したのが、なんと鹿島道路。これを知ったとき、道路会社なのにグラウンドも作るのか!と驚いた記憶があります。建設業について何も知りませんでしたが、いざ調べてみると、鹿島道路はあらゆるものを作っていました。道路はもちろん、駐車場や建物の外構、グラウンド、空港の滑走路まで。一つ一つのプロジェクトの規模の大きさと、作っているものの多様さに惹かれて、入社を決めました。
 現在は事務の仕事をしていますが、これにもラグビー部での経験が関わっています。私は部で主務をしていました。主務の仕事は部費の管理や試合組みで、これは会社の経理に近いものです。また、仕事中に初対面の人とコミュニケーションを取る機会も多くあります。人と喋るのが好きだったので、多くの人の間を取り持つ、事務の仕事に就くことにしました。

今、取り組んでいる仕事は?

 基本は事務職ですが、その枠にとらわれず様々な仕事をこなしています。普通、事務と聞くと、本社や支店の事務作業を想像すると思います。しかし、私の場合はだいぶ違います。入社していきなり営業所に配属され、その後も羽田空港をはじめとする多くの現場を経験。実際に現場に出て、お客様と直接やり取りすることもありました。
 今はプラント内で、経理作業や社員の勤怠管理といった事務的な作業から、他社やお客様の対応まで、幅広く担当しています。プラントには様々な世代、役職の人がいるので、その間を取り持ちながら、プラント全体が円滑に回るように気を配っています。特に大切にしているのは、アットホームな雰囲気づくり。私はプラント内では若い方なので、上の世代からだけでなく、20代の社員たちからも、働く中で何か思うところがあれば気軽に声をかけてもらえています。時にはお悩み相談を受けることもありますが、どんな相手にも常に誠実に対応するよう、心掛けています。ラグビーで鍛えた体格と何でもやるスタンスで、「本当に事務屋ですか」と言われることもありますね。

1番印象に残っている仕事は?

 福島第一原発での仕事です。関連会社をまとめ上げ、いち早く復興を目指して動き出さなければならない仕事でした。私は、入社5年目から7年目までの1年半を、福島で過ごしました。原発の近くにプレハブを建て、作業員の方たちと総勢100名ほどで、共同生活を送りながら、復興作業に従事しました。私の仕事は、一般的な事務作業以外に、人の手配や、作業員一人一人の合計被ばく線量の管理など。事務の枠を大きく越えて、様々な体験をしました。
 中でも印象深かったのは、本社で勤務していたら絶対に会うことが出来ないような、現場の最前線で働く職人さんと仲良くなれたこと。職人さんたちと本音で語り合い、全員が鹿島道路ファミリーの一員だという意識で現場に臨みました。イレギュラーな事態が多く大変な毎日でしたが、みんなで支え合いながら、なんとか作業をやり遂げることができました。このときの経験を通して、チーム全員が対等に意見を言い合える環境の大切さを実感しました。この考えは今も私の中に強く根付いています。

鹿島道路の魅力って何?

 一番は、業務の仕方も、働く時間も、自分で自由に決められるところだと思います。最近は世の中でも働き方改革が叫ばれていますが、それ以前から、鹿島道路は柔軟に働きやすい職場でした。特に私が働いているプラントでは「みんなで相談して休み合おう」という雰囲気が根付いており、誰もが趣味や個人の都合で気軽に休みを取っています。私も、特に結婚してからは、このありがたみを実感するようになりました。例えば、子どもの行事で休むなど、頻繁に活用しています。おかげでプライベートとの兼ね合いも取りやすく、今でもラグビーを続けられているのは、この職場があってこそだと思います。
 他にも、一般の人が立ち入れないような現場に入る機会があることや、社内の縦のつながりの強さも魅力です。現場は全国にあり、赴任先に知り合いがいない場合も多い中で、同じ宿舎に泊まる社員同士は非常に仲良くなります。休日に、世代関係なく社員同士で遊びに出かけられるのも、他の会社にはない特徴ではないでしょうか。

今後の目標を教えてください。

 世代や役職関係なく、言いたいことをフラットに言える環境を作っていきたいです。現在勤めているプラントには、下は20代から上は60代まで、様々な年代の人がいます。働いていれば上司に文句を言いたいこともあると思いますが、年齢差があり、なかなか直接意見することは難しい。かといって、プライベートで愚痴を言っても、何も解決しないし、働くモチベーションは下がる一方です。私は部活をしていたので、先輩へ意見を伝える際の加減を知っています。そこで、私がうまく世代間の架け橋となって、お互いに言いたいことが伝わる環境を形づくられたらなと思っています。
 これはある所長の言葉ですが、営業所は、一つの船のようなものです。みんながバラバラの方向を向いていたら、当然良いものはできない。良いものを生み出すためには、誰かが舵取りをしなければなりません。それが、私の役割だと思っています。舵取りできる事務屋を目指して、頑張っていきたいです。

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